わたしの所属する部署は、粉体塗料の製造を行う部署です。主にグループ製品である「conall」という粉体塗料の製造を行っております。

入社時より、製造スタッフとして従事するとともに、塗料の試作や検査業務を経験し、技術的な知識習得やスキル向上に努めてきました。

現在は、製造過程を管理する立場として、生産管理（作業予定の作成、製造結果レポート、原料発注など）や物性試験を行うとともに、緊急時や繁忙時の現場ヘルプ、製造スタッフの指導・育成を行っております。

また他部署の社員からの技術的な相談に乗ったり、納期などのスケジュール調整も担当しています。

弊社の強みである「短納期」を実現させる上で、重要な任務を任されています。

自分の立てた予定で現場や社員の仕事が効率良くなった時にやりがいを感じます。

わたしは、予定を組む上で「走りながら考える」ことを大切にしています。当初立てた予定に誤りがあることを前提に、自身の仮説を検証し、修正していく。できる、できないの判断の前にまずは小さくやってみることを心がけています。

これは、若手時代に「こうした方が効率的なのではないか？」と自分なりに仮説をもって予定策定をした結果、過去のデータ（納期）より早く生産が完了したという成功体験に基づいていると思います。自分の考えを受け入れてくれた先輩方にはいまでも感謝しています。

前例や過去の自分を塗り替えた瞬間は、最高に気持ちがよく、それによって周りが効率的になった時にこそ大きなやりがいを感じます。

入社するまでは、全く塗料と関係のない人生を歩んできたわたしですが、いまは縁あって、製造部門を管理するまでに至ります。

知識がないからこそ柔軟な発想ができる場面もあるかと思います。

わたしは、どんなに小さい目標でも自分で設定し、自分なりの仮説をもって行動できる人と一緒に働きたいと思っています。

上の人間が考えるアイデアは指示になってしまいます。自分自身が働きやすいと思えるために、自分で考えて動くことが大事。

やらされているのではなく、自分から考えて「自分が選んでやっている」と自覚できれば、必然的に仕事は楽しくなります。

楽しまなければ意味がない。遊び感覚の延長でも構いません。どうせやるなら、この仕事が好きと答えられるよう一緒に頑張りましょう。